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サトー・タローの育児日誌

アニメ・マンガ好きなアラフォー後半のおっさんの育児日誌(ほとんど専業主婦の奥さんにまかせきり)

4ヶ月:ディズニーの英語システム

最近、ときどき笑顔になるようになった。それまでは無表情か泣いてるかのどちらかでつまらなかった。あと、物を掴むようにもなった。その前はガラガラのようなオモチャをあげても反応がなくてつまらなかった。目が見えないんじゃないかと半分本気で心配した。たぶん、良く分からないが順調に成長してるんじゃないだろうか。

さて本題。親が子供にしてあげられることってなんだろうか。
普通にあやしたり危なくないように見守ったり汚れたオムツを交換したりそういう世話があると思う。基本的で当たり前のことだけど、とても大変で大事なことだ。
ただ、自分はそれだけでなく何か習い事をさせてあげたいと思う。自分がそういう習い事をやってなかったせいでそう思うのかも知れない。だけど、子供の将来を考えた時、何か得意なこと、ちょっと人に自慢できること、辛いことがあって落ち込んだ時に心の支えになるものがあると、人生が楽になるんじゃないかと思う。

では、何を習わせるのがいいんだろうか。一つの考え方として子供がやりたいことをやらせる、というのがある。ウチの母親がそうだったのだが、自分は家が貧乏だというのをよく知っていたのでお金のかかることは言っちゃいけないと思っていて、何も言わなかった。親としては何かさせたいと思っていたらしく、結局、公文に行くことになった。でも、しばらくして辞めてしまった。よく覚えてないが、はたから見てもやる気がなかったんだと思う。それでも一度だけ自分から空手をやってみたいと言ったことがある。テレビで氷を素手や素足で割るのを見たのがきっかけだが、武器や道具を使わないというがカッコいいと思っていた。でも、道場は遠くて電車で通わないとならないとかで、その話は終わってしまった。子供ながらに、母が暴力的なことが好きじゃないことを知っていたので、通わせたくなかったんじゃないかと思ったが、真実は分からない。結局のところ、子供の頃は何もせずにゴロゴロとテレビを見ていた気がする。親からは「テレビばかり見るんじゃない」と怒られていた。やりたい事はダメだと言われるし、勉強は嫌いだからしたくない。テレビを観るくらいしかすることがないじゃないか。「大人になったら親の気持ちがわかる」と言っていたが、いい歳したおっさんになった今でも全然分からん。分かりたくもない。

そういうイマイチな自分の経験を踏まえて、自分の子供には自分がいいと思うことをさせようと思っている。子供が大きくなって嫌がったら辞めるしかないがその時はその時だ。
そして習わせるものは英語に決めていた。子供が将来、何になりたいと考えるかも、実際にどういう職業につきどういう人生を送るのかはまったく分からない。でも、英語というスキルはどういう生き方をしたとしても役に立つと思う。セールスマンでもエンジニアでもお巡りさんでも学校の先生でも、これから外国人と関わることは増えることはあっても減ることはないと思う。
あと、3歳くらいまでに耳が完成されるという話を聞いたことがある。自分たちが騒音の中で言葉を聞き取ることができるのは、耳と脳が勝手に騒音の中から声を抽出してくれるかららしい。この時、外国語も騒音認定されてしまうので大人は母国語にない音は聞き取りにくくなるそうだ。
だから、子供が物心ついて英語を覚えたいと思った時には大きなハンディを抱えてしまうことになる。そうなる前に英語に慣れさせたいと考えていた。

子供が3ヶ月くらいから幼児や赤ちゃん向けの英語教育について調べ始めた。でもゼロ歳からできるものはほとんどなかったし、内容は週末に教室で英語のゲームをしたり、歌を聴いたりするもので、そんなもので本当に意味があるのか疑問だった。何となく親の自己満足に思えた。3歳くらいから幼児向けの英語教室をやっているところが増えるのだが、それだと耳が日本語に慣れてしまうので遅すぎる。また、内容が塾とか学校の授業に近いように見えた。そんなことをしたら、英語嫌いを増やすだけだろう。子供に複数形とか過去形とか不定詞とか現在完了形(経験)とか教えるのはゴメンだ。

ある日、デパートの授乳室に置いてあった無料雑誌に載っていたディズニーの英語システムというのの広告が目に入った。最初はディズニーキャラクターが売りなだけの教材かと思ったが、ネットで調べて見るとだいぶイメージが違うことがわかった。早速、無料のお試し教材を申し込んだら、家で直接教材の説明をしてくれるというのでそっちも申し込んでみた。

お試し教材はCDやDVDなんかが入っていて、サンプルの歌や映像が入っていた。えーびーしーでぃー・・・とかWhat's your name? とかの曲だった。子供がもう少し大きければ好き嫌いの反応が分かるんだが、なにせ4ヶ月の赤ちゃんなので手足をバタバタさせたりアブアブ喋るくらいしか反応が無い。
いいなと思ったのはやはり日本語がないので翻訳しないで済むことと、英文を歌で覚えるので記憶に残りやすいこと。奥さんの反応も悪く無いので説明に来てもらうことにした。

そして、説明員の方が訪ねてきた。説明員の方というのはいわゆるセールスマン(女性なのでセールスウーマンかな)で、早期教育の重要性とか英語の重要性を資料を見せながら説明し始めた。そういうのは分かった上で来てもらっているので、いらないんだけど、とりあえず話を聞く。途中で子供が泣き出して奥さんと退場した。その後、実際の教材の説明に入ったが、よく分からなかった。絵本とそれを朗読したり歌ったりしたCDとDVDがメインの教材という話なのだが、それ以外にもCDやDVDがいろいろあってそれにはディズニーキャラクターは出てこないとのこと。それって必要なんだろうか?あと毎月会費を払って会員になると教材が傷んだり壊れた際に無償交換してくれるとのこと。これはいいと思った。あと教材は基本的に英語のインプットの道具なのだが、アウトプットの機会として週末イベントが全国で開催しているのだとか。でも、全国と言われても関東に住んでるのに北海道や九州には行けない。どうもあやしいので、いろいろ突っ込んで聞いてみたら、開催頻度が毎週末から月に2回に変わった。さらに突っ込んで聞いたら実際に行けるのはもっと減りそうだった。でも面倒なのでやめた。良く見せたいのは分かるけど、買ってからイベントに参加しようとしたら全然参加できるところが無くて「騙された」と思うくらいなら初めから正直に事実を話してもらった方がずっといいと思う。

他に気になったのは、他の幼児向け英語教育との比較。ディズニーの料金は中古車が普通に買える金額なので、当然、内容の違いとか6歳で英検受かりましたみたいな実績を話して、金額に見合う成果が得られます的なはなしをするのかと思ったら、ローン払いにすれば月々の支払いは塾とかと変わりませんよ、みたいな話をしていて驚いた。高いものは高いし、ローンにしたら利息分だけもっと高くなる。安いのがいいなら、ディズニーなんか検討しない。教材はいいと思ってるんだから、変なごまかしとか、ズレた説明はやめて欲しい。

結局、このディズニーの英語システムを購入した。人生で結婚式につぐの大きな出費になってしまった。

この前、NHKのすくすく赤ちゃんという育児番組で早期教育について特集していて、その中で「英語の早期教育の効果は?」という質問があり大学の先生が次のように答えていた。
「言語というのは、赤ちゃんが身近な人間であるお父さん、お母さんが話しているのに四六時中接して自分も話したいという強い思いから話すようになるものです。週末に教室に通って外国語を聞いたとしてもそれで外国語を話せるようになるとは思えません。」(自分の記憶を頼りに書いてるので正確ではないですがこんな内容でした)
ディズニーの英語システムで小学校入学前に英検2〜3級に合格している子供が何人もいるのだが、それについてこの先生はどう説明するんだろうか?
早期教育と言ってもやり方次第で話せるようになったり、効果がなかったりするんじゃないのか?ダメな例をあげて効果がないと言い切るのはおかしいと思う。