サトー・タローの育児日誌

アニメ・マンガ好きなアラフォー後半のおっさんの育児日誌(ほとんど専業主婦の奥さんにまかせきり)

お見送り

毎朝、早く出勤するのでいつも一人で家を出る。

 

でも、たまにイチローが早起きするときがあって、お見送りしてくれる。

 

奥さんに抱っこされてマンションの出入口まで出てきてくれる。

 

まだ、イチローは手も振れないし、話せないからバイバイも言えない。

 

ただ、距離が離れるにつれて顔が徐々に歪んでしわくちゃになって、泣き出してしまう。

 

赤ちゃんでも「別れ」は分かるらしい。

 

かれこれ40年以上生きてきたけど別れ際に泣いてくれるように人はいなかった。

 

一人でも自分との別れを惜しんでくれる人がいるなら、俺の人生は無駄ではなかったと思える気がする。