サトー・タローの育児日誌

アニメ・マンガ好きなアラフォー後半のおっさんの育児日誌(ほとんど専業主婦の奥さんにまかせきり)

3ヶ月:成長する赤ちゃん

昔は赤ちゃんと言えば、おしめしてオギャーオギャーと泣いていているイメージしかなかった。でも、最近になってようやく赤ちゃんと言っても成長度合いによって全く違うということが実感として分かってきた。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは表情がない。そして、起きてるか泣いてるか寝てるだけ。宇宙人みたいで人間味が感じられない。

 

1ヶ月くらいになっても、人間らしい反応がない。ちょっと違うかな。子猫や子犬の赤ちゃんなら遊ぶことが出来そうだけど、このくらいの人間の赤ちゃんは何を見せても無反応なのでただ眺めるだけ。

 

3ヶ月くらいになると首が座ってくるのでようやく普通に抱っこできるようになってくるし、何より笑顔が出るので遊んでいて楽しい。また、物をつかむようにもなったのでガラガラを手渡すとちゃんとつかむようになった。

 

早く歩けるようになって言葉も覚えて、一緒に虫取りとか科学館とか遊びに行きたいな。

 

 

4ヶ月:ディズニーの英語システム

最近、ときどき笑顔になるようになった。それまでは無表情か泣いてるかのどちらかでつまらなかった。あと、物を掴むようにもなった。その前はガラガラのようなオモチャをあげても反応がなくてつまらなかった。目が見えないんじゃないかと半分本気で心配した。たぶん、良く分からないが順調に成長してるんじゃないだろうか。

さて本題。親が子供にしてあげられることってなんだろうか。
普通にあやしたり危なくないように見守ったり汚れたオムツを交換したりそういう世話があると思う。基本的で当たり前のことだけど、とても大変で大事なことだ。
ただ、自分はそれだけでなく何か習い事をさせてあげたいと思う。自分がそういう習い事をやってなかったせいでそう思うのかも知れない。だけど、子供の将来を考えた時、何か得意なこと、ちょっと人に自慢できること、辛いことがあって落ち込んだ時に心の支えになるものがあると、人生が楽になるんじゃないかと思う。

では、何を習わせるのがいいんだろうか。一つの考え方として子供がやりたいことをやらせる、というのがある。ウチの母親がそうだったのだが、自分は家が貧乏だというのをよく知っていたのでお金のかかることは言っちゃいけないと思っていて、何も言わなかった。親としては何かさせたいと思っていたらしく、結局、公文に行くことになった。でも、しばらくして辞めてしまった。よく覚えてないが、はたから見てもやる気がなかったんだと思う。それでも一度だけ自分から空手をやってみたいと言ったことがある。テレビで氷を素手や素足で割るのを見たのがきっかけだが、武器や道具を使わないというがカッコいいと思っていた。でも、道場は遠くて電車で通わないとならないとかで、その話は終わってしまった。子供ながらに、母が暴力的なことが好きじゃないことを知っていたので、通わせたくなかったんじゃないかと思ったが、真実は分からない。結局のところ、子供の頃は何もせずにゴロゴロとテレビを見ていた気がする。親からは「テレビばかり見るんじゃない」と怒られていた。やりたい事はダメだと言われるし、勉強は嫌いだからしたくない。テレビを観るくらいしかすることがないじゃないか。「大人になったら親の気持ちがわかる」と言っていたが、いい歳したおっさんになった今でも全然分からん。分かりたくもない。

そういうイマイチな自分の経験を踏まえて、自分の子供には自分がいいと思うことをさせようと思っている。子供が大きくなって嫌がったら辞めるしかないがその時はその時だ。
そして習わせるものは英語に決めていた。子供が将来、何になりたいと考えるかも、実際にどういう職業につきどういう人生を送るのかはまったく分からない。でも、英語というスキルはどういう生き方をしたとしても役に立つと思う。セールスマンでもエンジニアでもお巡りさんでも学校の先生でも、これから外国人と関わることは増えることはあっても減ることはないと思う。
あと、3歳くらいまでに耳が完成されるという話を聞いたことがある。自分たちが騒音の中で言葉を聞き取ることができるのは、耳と脳が勝手に騒音の中から声を抽出してくれるかららしい。この時、外国語も騒音認定されてしまうので大人は母国語にない音は聞き取りにくくなるそうだ。
だから、子供が物心ついて英語を覚えたいと思った時には大きなハンディを抱えてしまうことになる。そうなる前に英語に慣れさせたいと考えていた。

子供が3ヶ月くらいから幼児や赤ちゃん向けの英語教育について調べ始めた。でもゼロ歳からできるものはほとんどなかったし、内容は週末に教室で英語のゲームをしたり、歌を聴いたりするもので、そんなもので本当に意味があるのか疑問だった。何となく親の自己満足に思えた。3歳くらいから幼児向けの英語教室をやっているところが増えるのだが、それだと耳が日本語に慣れてしまうので遅すぎる。また、内容が塾とか学校の授業に近いように見えた。そんなことをしたら、英語嫌いを増やすだけだろう。子供に複数形とか過去形とか不定詞とか現在完了形(経験)とか教えるのはゴメンだ。

ある日、デパートの授乳室に置いてあった無料雑誌に載っていたディズニーの英語システムというのの広告が目に入った。最初はディズニーキャラクターが売りなだけの教材かと思ったが、ネットで調べて見るとだいぶイメージが違うことがわかった。早速、無料のお試し教材を申し込んだら、家で直接教材の説明をしてくれるというのでそっちも申し込んでみた。

お試し教材はCDやDVDなんかが入っていて、サンプルの歌や映像が入っていた。えーびーしーでぃー・・・とかWhat's your name? とかの曲だった。子供がもう少し大きければ好き嫌いの反応が分かるんだが、なにせ4ヶ月の赤ちゃんなので手足をバタバタさせたりアブアブ喋るくらいしか反応が無い。
いいなと思ったのはやはり日本語がないので翻訳しないで済むことと、英文を歌で覚えるので記憶に残りやすいこと。奥さんの反応も悪く無いので説明に来てもらうことにした。

そして、説明員の方が訪ねてきた。説明員の方というのはいわゆるセールスマン(女性なのでセールスウーマンかな)で、早期教育の重要性とか英語の重要性を資料を見せながら説明し始めた。そういうのは分かった上で来てもらっているので、いらないんだけど、とりあえず話を聞く。途中で子供が泣き出して奥さんと退場した。その後、実際の教材の説明に入ったが、よく分からなかった。絵本とそれを朗読したり歌ったりしたCDとDVDがメインの教材という話なのだが、それ以外にもCDやDVDがいろいろあってそれにはディズニーキャラクターは出てこないとのこと。それって必要なんだろうか?あと毎月会費を払って会員になると教材が傷んだり壊れた際に無償交換してくれるとのこと。これはいいと思った。あと教材は基本的に英語のインプットの道具なのだが、アウトプットの機会として週末イベントが全国で開催しているのだとか。でも、全国と言われても関東に住んでるのに北海道や九州には行けない。どうもあやしいので、いろいろ突っ込んで聞いてみたら、開催頻度が毎週末から月に2回に変わった。さらに突っ込んで聞いたら実際に行けるのはもっと減りそうだった。でも面倒なのでやめた。良く見せたいのは分かるけど、買ってからイベントに参加しようとしたら全然参加できるところが無くて「騙された」と思うくらいなら初めから正直に事実を話してもらった方がずっといいと思う。

他に気になったのは、他の幼児向け英語教育との比較。ディズニーの料金は中古車が普通に買える金額なので、当然、内容の違いとか6歳で英検受かりましたみたいな実績を話して、金額に見合う成果が得られます的なはなしをするのかと思ったら、ローン払いにすれば月々の支払いは塾とかと変わりませんよ、みたいな話をしていて驚いた。高いものは高いし、ローンにしたら利息分だけもっと高くなる。安いのがいいなら、ディズニーなんか検討しない。教材はいいと思ってるんだから、変なごまかしとか、ズレた説明はやめて欲しい。

結局、このディズニーの英語システムを購入した。人生で結婚式につぐの大きな出費になってしまった。

この前、NHKのすくすく赤ちゃんという育児番組で早期教育について特集していて、その中で「英語の早期教育の効果は?」という質問があり大学の先生が次のように答えていた。
「言語というのは、赤ちゃんが身近な人間であるお父さん、お母さんが話しているのに四六時中接して自分も話したいという強い思いから話すようになるものです。週末に教室に通って外国語を聞いたとしてもそれで外国語を話せるようになるとは思えません。」(自分の記憶を頼りに書いてるので正確ではないですがこんな内容でした)
ディズニーの英語システムで小学校入学前に英検2〜3級に合格している子供が何人もいるのだが、それについてこの先生はどう説明するんだろうか?
早期教育と言ってもやり方次第で話せるようになったり、効果がなかったりするんじゃないのか?ダメな例をあげて効果がないと言い切るのはおかしいと思う。

 

1ヶ月:奥さんが里帰り出産から帰らない

出産予定日の一ヶ月前くらいに奥さんが実家に帰った。妻 奥さんの実家は電車で一時間半くらいなので、近いと言えば近いがそんなに気軽に行けるほど近くもない。お腹も傍目から妊婦と分かるほど大きくなっていたので身の回りのことも不便だったみたいだし、何より産気づいた時に誰かがそばにいないと不安というのがあった。それで、自分は週末になると奥さんの実家に通う生活が始まった。

奥さんの両親は2人とも人当たりの良いいい人で、良い意味でお互いに気を使わないで済んでいた。奥さんと週末しか会えなかったり、ご両親と一緒というのは、不自由さを感じたが、一時的なものだと思って我慢した。

それから、一ヶ月して子供が無事に生まれた。数日入院後、そのまま奥さんの実家に移った。初めての出産だし新生児の世話は大変なのでまた奥さんは実家に戻るのも仕方ないと思っていた。ネットで少し調べてみたら、出産から一ヶ月くらいは実家にいるのが普通らしかった。

さらに一ヶ月待ったが、いっこうに帰ってくる気配がないのでこっちから聞いてみたら、少なくとも出産後三ヶ月は実家にいると言い出した。理由を聞いたら、ゴチャゴチャと話し始めたが、要は居心地が良いかららしい。

奥さんは大学時代を除きずっと実家暮らしだったのと、お義母さんと仲良しなので、生活の面倒はすべてお義母さんまかせでとにかく快適らしい。新生児の世話は大変なのだが、こっちの家に帰ると、負担はそのままに快適生活だけが失われるのが嫌らしい。
でも、乳幼児を育てながらの生活って普通のことではないんだろうか。それが子育てと言うものなんじゃないだろうか。子育てが大変だからと、両親に掃除洗濯炊事などの家事全般をやってもらうのは楽だけど甘えすぎなんじゃないだろうか。もし子育てが大変なのを実家にいる理由にするなら、三ヶ月経っても半年経っても大変さは変わらないか酷くなっているのだから実家にいることにならないだろうか。

発言小町で里帰り出産から戻らないまま、半年、一年経ち、結局離婚してしまったという相談があった。離婚まで行かなくても、何ヶ月も家に帰らず困っているという相談はいくつもあった。これはマズイ。
別に奥さんに家事を求めてはいない。約20年間、一人暮らしだったので、一人の生活は慣れているし、食事は外食やコンビニ弁当で不満はない。ただ、子供と離れ離れは寂しいとは思う。

実は結婚前から実家依存になるのではないかと危惧していた。自分は大学から実家を離れているので20年くらい一人暮らしをしているのですっかり慣れているが、奥さんは人生のほとんどを家族と暮らしている。日中に話し相手がいないという生活に耐えられないんじゃないかと心配していたが、まさにその通りになっているみたいだ。

出産後3ヶ月で帰ってくる保証もないし、だからと言って首に縄をつけて引っ張ってくる訳にもいかないし、無理強いして機嫌を損ねられても困るので、心配事を減らせるような提案してみることにした。
一つは、支援センターや保育園の解放なんかを通じたママ友作り。同じマンションの玄関先に何台かベビーカーもあるのでご近所付き合いもあるかも知れない。
もう一つは、そういうママ友を作るなら早い方がいいという話しをした。もし保育園に入るなら、近所だろうから知り合いがいた方がいいだろう。

結局、お義母さんも味方になってくれて、出産後2ヶ月でウチに帰ることになった。
その時はかなり半信半疑だったが、1ヶ月後にちゃんと帰ってきた。ただ、2ヶ月に10日ぐらい子どもを連れて実家に帰ってしまう。まあ、このくらいは仕方がないと諦めている。

名前を決めよう

自分にとって名前を考えた経験で真っ先に思い浮かぶのは、ゲームのキャラクター名だ。たとえば、ドラクエやFFみたいRPGのキャラクター。デフォルトのまま始めることが多いが、なんとなくこだわりたくて名前を考えたことがあった。でもいい名前が思いつかなくて

、アニメや漫画からパクってゴクウとかにしていた。要は名前を考えるのは苦手だ。

FF11で初めて本格的なオンラインゲームを始めた。この時、自分の中で名前に関する基本方針ができた。それは単純で分かりやすいこと。凝った名前や設定は最初は良いと思っても、飽きてくると嫌になるし、説明がめんどくさい。

子供の名前も同じ方針に習うことにした。キラキラネームは分かりづらいからダメ。奥さんの希望とネットの名前ランキング、画数占いから「一郎」に決めた。男の子の可能性が高いと聞いていた。

出生届に名前とか必要事項を書いてハンコを押して市役所に持って行ったのだが、前に並んでいる人も出生届を持っていて尚且つ実印が押されていた。なんか負けた気がしたので今度からは実印を押すのだと心の中で誓った。

はじめに

自分はサトー・タローと言います。アラフォー後半の非モテのおっさんながら、数年の婚活で運良く結婚でき、今では一児の父になりました。

 

これまでの人生で赤ちゃんを見たことなど、数えるほどしかなかったので、実際に接してみると、新たな発見や戸惑いなどが尽きません。そんな、たぶんありふれた日常の出来事を不定期で書いていく予定です。

 

なお、アニメやマンガが好きなので自称「隠れオタク」ですが、コミケにも行ったことがないですしアニメについて熱くも語れないので真のオタクな人達からは否定されるかもです。(婚活中にそんなことを言われました。)

 

 

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