サトー・タローの育児日誌

アニメ・マンガ好きなアラフォー後半のおっさんの育児日誌(ほとんど専業主婦の奥さんにまかせきり)

くっついた

「くっついた」はイチローのお気に入りの絵本の1つ。

 

くっついた

くっついた

 

 

いろんな動物が対で登場した後、ページをめくると顔や手をくっつけた絵に変わり、「くっいた!」とセリフがつく。

 

この絵本を読んであげるとイチローは時々、顔を絵本にくっつける。

 

最初は偶然かと思ったが、この絵本の時だけ少なくとも一回は顔をくっつけるので、ちゃんと理解してやってるようだ。

 

とても可愛い!

外遊び

最近はすっかり外遊びが息子のお気に入りになった。

 

今朝も姿が見えないなぁと思ってたら、両手に汚れた自分のクツを持って満面の笑顔でリビングに現れた。

 

「お昼ご飯を食べたら、また公園に行こうね」と言ってクツを取り上げて玄関に置いてくるのだが、すぐにまたリビングに持って来てしまう。

 

しまいには諦めてリビングの隅に置いておくことにした。

 

お昼ご飯を食べ終わると早速公園に出かけた。

 

大人の足なら3分もかからない近所の公園なのだが、イチローと歩いて行くと20分くらいかかってしまう。

 

まず、玄関の1メートルくらい手前で座り込むとお尻をズルズルと擦りながら前進する。

 

段差を立って降りられないので間違ってはいないと思うのだが、時には3メートル手前からこれをするのでとてもじれったいし時間がかかる。

 

ようやくマンションを出たと思ったら、今度は街路樹や道端の草花を見つけては寄り道する。

 

まあ、これは予想していたことだし、学習、教育と思っているのでいい。

 

困るのは突然座り込んだり、方向転換してウチに戻ろうとすること。

 

その都度、立ち止まったり、軌道修正が必要になる。

 

また、自転車や自動車が通る度に、横にくっついて飛び出さないように気をつける。

 

なかなか面倒くさい。

 

カルガモの親子みたいに黙ってついて来てもらえると楽なのだが、そうはいかないらしい。

 

途中、おばあさんととすれ違うと、「何歳ですか?」「バイバイ」と声をかけてくれる。

 

こっちもバイバイと手を振らせようとするが、まだよく分かっていないみたいだ。

 

こういうのは経験だと思うので、声を掛けてもらえると助かる。

 

そんなこんなでようやく公園に着いた。

 

ブランコが空いていたで漕いでいると、イチローも興味を持ったのか近づいて来た。

 

でも柵が邪魔みたいで戸惑っている。

 

ハイハイで潜った後立ち上がったら頭を柵にぶつけていた。

 

泣くかなと思ったがそのまま何事もなかったようにやってくる。

 

他の赤ちゃんがどんな感じなのか分からないので正確には言えないが、イチローは我慢強い気がする。

 

その後、一緒にブランコに乗って遊んだ。

 

ブランコから下ろすと、まっすぐ砂場に向かって歩いて行く。

 

砂場は汚れるので出来れば避けたいが、今のイチローのお気に入りなので避けられそうにない。

 

砂場に座り込むと、砂を掴んで興味深そうに自分のクツに砂を落とす。

 

それを何度も繰り返す。

 

その後は小石を一つ掴んで、砂場の外に持って行き落とす。

 

またそれを拾って砂場の中に持って行き落とす。

 

そんな事を何度か繰り返していたら30分くらい経っていたので家に帰ることにした。

 

近くの水道で手を洗って、帰りはベビーカーでさっさと帰った。

 

ただ、家のドアの前で入りたくなさそうにグズったので、ベビーカーから下ろしたら階段に向かって歩き出した。

 

まだ、1人では階段を降りられないので、両手を持ってやると、そのまま、下の階まで階段を降りた。

 

そして、今度は1人で階段を登り始めた。

 

それを3往復くらいした後、今度こそ家に誘導して帰らせた。

 

赤ちゃんのあのエネルギーはどこに詰まっているんだろうか。

 

できることなら、分けて欲しいものだ。

小さな公園の中の大冒険

週末にイチロー、奥さん、そして俺の3人でいつものように近所の公園に遊びに出かけた。

 

高速の下のスペースを利用した公園なので、ちょっとくらいの雨や夏の日差しは高速道路が遮ってくれるので重宝している。

 

この日もいつも通りすべり台を滑って、ブランコで遊んで帰ろうと思っていた。

 

最近は歩く練習も兼ねて少し立たせたり歩いたりもさせている。

 

いつもは結構すぐに座り込むのでそこで帰ることにしていた。

 

でも、この日のイチローはいつもと違っていた。

 

ズンズンズンズン歩いて行って止まらなかった。

 

ちょっとした坂道や窪みでは上手く歩けずにしょっちゅうバランスを崩して手をついたりしてたけど、すぐに立ち上がって歩き出した。

 

そして何かを見つけると近寄って拾う。

 

それらは大概タバコの吸殻や木の枝やゴミなので口に入れられる前にママとパパが受け取る。

 

ふと見るとイチローはマンホールや格子状の排水溝のフタの上にしゃがんで穴の奥を観察している。

 

暗くて何も見えないのに小さな穴が珍しいらしい。

 

すると今度は近くを仔犬を連れたおばあさんが通り過ぎようとしていた。

 

イチローは気付いていないので、おばあさんに挨拶して触らせて貰うようにお願いしてみた。

 

残念ながら万が一噛み付いたら大変だからということで、近くて見るだけになった。

 

少しおばあさんとお話しした後、仔犬とお別れした。

 

その後もイチローは止まることなくズンズン歩いて行く。

 

平らな地面は転ばないけど、ちょっとした段差や坂道ではやはり手をついてしまう。

 

それでもすぐに立ち上がって楽しそうに歩き始める。

 

そしてとうとう、細長い公園の端っこの出口に出てしまった。

 

そこは普通の歩道でアスファルトで覆われていて転ぶと痛そうたった。また、人の往来も多く自転車も走っている。

 

イチローはそんなのお構いなしに歩こうとしている。

 

公園に来てから結構な時間が経っていたのでそろそろ帰ることにした。

 

イチロー、今日はいっぱい歩いたね。もう帰ろうか。」

 

そう声をかけるとイチローを抱き上げて公園の水道まで連れて行った。

 

手が泥だらけだったから、指を舐める前に手を洗わせたかった。

 

蛇口から水を出してイチローの手を洗うと、イチローはキャッキャ、キャッキャ言って喜んだ。

 

季節も夏だし、水しぶきが気持ちいい。

 

今日は近所の公園の中を歩いただけだったけど、これからはもっともっと広い公園を走り回ったり、河川敷で虫取りしたりして、いろいろ遊びたいと思った。

 

まだいつになるか分からないけど今から楽しみで仕方がない。

 

 

 

はじめてイチローと二人だけで半日過ごした日

[1歳1ヶ月]はじめてイチローと半日過ごした日

 

最近、奥さんの機嫌が悪い。

 

少し話をしてみたが、これといって特に理由はないらしい。

 

俺に対する不満の1つはタブレットばかり見ていることだそうだ。

 

言い訳させてもらうと、最近は腰が痛くてあんまり動けないし、イチローが寝てるときは物音を立てるなと言われているのでタブレットぐらいしかできることがない。

 

以前に片付けや茶わんを洗っていて何度か怒られたことがある。

 

ただ不機嫌な人に理屈を説明しても状況が改善するとは思えないので発想を変えてみることにした。

 

「今度の日曜日、俺がイチローを見てるからどこかに出かけて来たら?」と言ってみた。

 

そしたら、予想以上の喜びようで、そそくさと電話し始めた。

 

俺としては家族3人だろうと息子と2人だろうと1日拘束されることには変わりないので正直どっちでもいい。

 

今までは母乳オンリーという制約があって母親が必須だったが、卒乳で制約が解消されたので母親役もかなり自由になるはずだ。

 

タブレットで読んでいた育児漫画にパパによる1日預かりの話があったのも丁度良かった。

 

そして日曜当日、イチローは朝からウンチをしてくれた。

 

まだ奥さんが出かける前だったので助かった。

 

ウンチのオムツを取り替える時はイチローがウンチに触らないように気をつけないといけないので2人いると助かる。

 

奥さんが出かける時にイチローと見送った。

奥さんが離れるに連れてイチローが泣き顔になった。いつもは自分が見送られる側なので逆のパターンだ。

 

部屋に戻るとイチローはケロッと気分が変わってご機嫌になった。この気持ちの切り替えは見習いたいものだ。

 

午前中はかくれんぼしたり、追いかけっこしたりして遊んでいたが、急に腰が痛くなってきたのでおとなしくしていることにした。

 

せっかくイチローと2人きりなのに残念だ。

 

代わりに英語のDVDを流したらおとなしく見てくれた。

 

10時になって朝のお昼寝の時間になったので寝かせようと抱っこしたが、なんだか寝そうで寝ない。

 

しまいには暴れ出したので下に降ろしてしまった。

 

トイレに行っておっきい方をしたいので早く寝て欲しいのだが。

 

2〜3回、抱っこと下ろすを繰り返したところで寝せるのを諦めることにした。

 

いい加減、トイレに行きたかったし。

 

イチローに「ちょっとトイレに行ってくるからね」と一声かけてトイレに行ったら、しばらくしてからこっちにやって来た。

 

心配なのでトイレのドアは少し開けてある。

 

トイレに入って来たら汚いからイヤだなーと思っていたら、トイレは通り過ぎて玄関で靴を漁り始めた。

 

そっちも汚いからやめて欲しい!

 

さっさとトイレを済ませてイチローを抱っこして部屋に戻った。

 

やっぱり寝ないので一緒に遊んだりDVDを観せたりして過ごして、お昼は玉子がゆを作って一緒に食べた。

 

そして1時ごろ、おとなしくDVDを観てると思ったらコックリコックリと今にも眠りそうになっていた。

 

そのまま布団に寝せたらスヤスヤ眠った。

自分はその隣で見守りながらネットやKindleを読んで時間をつぶした。

 

2時間後、イチローが起きたので冷たい麦茶を飲ませてから、近所の公園に遊びに行った。

 

いつもは奥さんとイチローと三人で公園に来るのだが、今日はイチローと2人きりだ。

 

ただ、タイミングが悪く滑り台もブランコも小学生に占領されている。

 

仕方ないので近くのベンチで空くのを待っていた。

 

イチローは子供がボール遊びをしているのをおとなしくじっと見ている。

 

しばらくして子供達がいなくなったので、すべり台やブランコで遊んだ。

 

その後、スーパーに寄って買い物したのだが、イチローがはしゃいで「はーい、はーい」と両手を上げて声を出すと、みんな道を開けてくれた。

 

ちょっと恥ずかしい気もしたが気にしないことにした。

 

夜になったら奥さんが帰って来たのでイチローをお風呂に入れて晩御飯を食べて、いつもの週末になった。

 

今日は一日、イチローとほぼ二人きりで過ごせて、とても楽しい日だった。

言葉みたいなもの

今の所、イチローの意味のありそうな言葉は「はーい」と「グァッグァッ」の2つ。

 

「はーい」は気まぐれに手を上げながら「はーい」と言う。

 

奥さんとの義実家への帰省から戻ってきてから俺は初めて見たのでキッカケとかは分からないが、呼び掛けられた訳でもないのに突然、手を上げながら「はーい」と言う。

 

可愛い。

 

「グァッグァッ」はテレビやオモチャからアヒルの鳴き声が聞こえると、喉声で「グァッグァッ」と言う。

 

こっちは全然可愛くない。

 

イチローは喉声が好きみたいでよくお爺さんみたいな声で何かをしゃべっている。

 

たぶん、知らない人が聞いたら赤ちゃんの声とは思わないだろう。

 

そのほか、アンパンマンのオモチャに「あんまん」だか「あんぱん」だかハッキリしない声を出してるがその内、言えるようになりそうな気がする。

 

イチローと話ができたら楽しそうだ。

イチロー避け(よけ)

イチローがゴミ箱をあさるので困っている。

 

それで芝生マットを買ってゴミ箱をのそばに置いてみた。

 

芝生マットというのは約30センチ四方の人工芝のマットなのだが裏返して状態で足を乗せると微妙に痛い。

 

イチローは最初、物珍しそうにハイハイでマットに近づいて手で摘んだりしていたが、しばらくして泣き顔になっていた。

 

ちょっと痛かったらしい。

 

翌日、またイチローがマットを触っていた。

今度は片手でマットを持ち上げている。

 

やっぱり子供騙しじゃダメかと思ったが、すぐに手を離していた。

 

この時はまだ効果はありそうだと思っていたが、一週間後、今度はマットを両手で持って立っていた。

 

マットがイチローのオモチャになりかけているので、近いうちにヒモで近くの家具と結んで固定しようと思った。

 

今のところ、ゴミ箱は漁られていないが、時間の問題だろう。

 

 

ボール遊び

8ヶ月からつかまり立ちを始めて、最近になってヨタヨタと何にも掴まらずに歩けるようになってきた。

 

普通に立つだけなら、30秒以上はじっと立っていることがある。

 

歩くのは10歩以上は大体歩ける。

 

でもまだ、歩き方はぎこちなくてロボットみたいに見える。

 

一歩出してはふらふら、また一歩出してはふらふら。

 

両手を前に突き出して奇妙に動かしているので、何となくゾンビのようにも見える。

 

時々、後ろに倒れそうになるときは、お尻からドスンと落ちる。

 

今、イチローの中で流行中の遊びは大きなスイカくらいビニールボールを両手で抱えて立ち上がり、ポイッと投げて、ヨタヨタと歩いて拾ってまた投げるを繰り返すこと。

 

何やら楽しそうにずぅーと遊んでいる。

 

俺が子供の頃、ロボットに二足歩行させる研究が流行っていたことを思い出した。

 

まっすぐな道を足だけのロボットが一歩一歩確かめながら歩く映像をテレビで見た気がする。

 

イチローはその時のロボットと比べるとずっと危なっかしくて不安定だが、すぐに上手くなりそうな気がする。

 

何でだろう。