サトー・タローの育児日誌

アニメ・マンガ好きなアラフォー後半のおっさんの育児日誌(ほとんど専業主婦の奥さんにまかせきり)

一歳半検診

一歳半検診に奥さんとお義母さんの2人が行ったのだが、奥さんが不機嫌かつナーバスになっていて大変だった。

イチローはまだ言葉が言えない。
そのことについて、看護師さんから「刺激が足りない」と言われたそうで非常に怒っていた。自分の接し方、育て方を否定された様に感じたらしい。俺は「看護師さんには実際の育児や生活は分からないから、アドバイスのつもりでそう言ったんでは?」とフォローのつもりで奥さんに言ったが正直なところ心配な気持ちはある。
NHKのすくすく子育てという番組を毎週録画してるのだが、言葉の発達の特集をした時に画面をスマホのカメラで保存しておいた。デンバー発達判定法という多くの国で採用されている基準によると、90%の子供は17.6ヶ月、つまり一歳半で最初の一語を話すとのこと。ポイントは意思と意味を伴って言葉を使っているかだと思う。実際、イチローはおしゃべりで時々一人でずっとしゃべりながら遊んでいことがある。ただ、意味が伴っていない。

言葉は成長の中の1つの大きな目安だと思うので、最近のイチローの成長を振り返ってみる。

夜中に「遅くまで起きてるとオバケになっちゃうぞ」と言うと、自分で本棚まで行って「ねないこだれだ」を取ってきた。こういうことができるのは、人の言っていることや、自分の記憶との照らし合わせ、絵本を読んでほしいという欲求と期待が組み合わさって初めて出来ることだと思う。

ディズニーの英語セットに持ち運びできるDVDプレーヤーが含まれていて、一歳過ぎからほぼ1日中、英語のDVDを流し続けている。イチローは自分で何かのボタンを押して止まったり、エンドクレジットが流れると、「あ"ーーーーーー」と指差して、なんとかしてくれと要求してくる。イチローとのコミュニケーションは基本この「あ"ーーー」しかない。ジュースが飲みたい時、お菓子を食べたい時、犬や猫を見た時、スマホタブレットを見た時、指差しで大きな声で「あ"ーーー」と言う。
その度に「ジュースが飲みたいの?」とか、ワンワン、ねこさんなど言い直しているが今のところ効果はない。

ディズニーの茶色のウサギやバニー、フロッギーのぬいぐるみがお気に入りで、「こんにちは!」と動かしてあげると「くーーー」とぬいぐるみに愛おしそうに両手で抱きついて頬ずりする。
イチローは非常に可愛いし愛情豊かな子に見える。

一歳半検診の前日、検診の書類を書いていた奥さんが「イチローは頼まれたことをやれたっけ?」と聞いてきたのでどうだろうと答えたら、奥さんが「イチロー、そこの風船取って」と言った。そしたらイチローは言われた風船を持って奥さんのところへ持っていった。
俺はイチローはそんなことができるのかと、感心してしまった。

ディズニーのDVDで手を振るシーンが繰り返されるところがあり、それを見て手を振っている。拍手もよく真似ている。細長いものを耳に当てて、何か喋っている。
お菓子をこぼした時にハンドクリーナーで掃除するがふと見たらスイッチの入っていないハンドクリーナーを床で滑らせていた。
靴や靴下、帽子が好きで、履き方や被り方はむちゃくちゃだが自分でいろいろやろうとする。
要はテレビや人の真似も良くする。

ちょっとどこかをぶつけると、頭とかつま先を指差しながら「ん"〜〜〜」と訴えてくる。そこを撫でてあげると落ち着くらしい。要は甘えてるんだろうけど、赤ちゃんだから当たり前かと納得する。

今、イチローがしゃべってる言葉は、
ばー:隠れてるものが出てくる、出す時
あ"ー 、う"ー :要求、主張
ぶっ、ぶっ: クルマのオモチャを押しながら
だー: 拳を突き出しながら、猪木か?
はい:モノを渡す、またはそういうそぶりをしながら
くらい。
あとは宇宙語。
れろれろれー
くちゃくちゃ
あうあうあー

言葉以外は毎日成長を感じる。だから、何も問題はないとも思うが、9割の子はしゃべってると聞くと一抹の不安も感じる。